【171】 花 火 2009 久居     2009.08.08


 久居の花火大会に行ってきました。

  今夜は、津港でも花火大会が催されるのですが、電車に乗って
 久居へと出かけました。
  津の花火会場までは徒歩20分、駅まで5分の電車に乗ると
 久居駅から花火会場までは5分ですから、久居のほうが近い
 かなと考えたわけです。
  それに、ネットの情報では、「津、 3000発、30万人」
 「久居、4000発、 3万人」と書かれていました。ひとり
 あたり、津…0.01発、久居…0.13発となって、久居の
 ほうが13倍ほど楽しめる計算です。


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◇     ◇     ◇     ◇     ◇


  立秋も過ぎて、今日は昼間から、爽やかな夏空が広がっていました。
 久居の花火は、当初、先週の1日(土)の予定だったのですが、まだ梅雨の最中で雨に降られ、延期されていたのです。


      
午後6時、雲は高く、爽やかな青空です。 →






← 午後7時、西の空が茜色に染まっています。
  
 では、出発…。駅へ向かう途中、浴衣がけの人たちにたくさんすれ違いました。この人たちは、津港の花火に行くのですね。




 久居駅へ降り立ったのが7時40分。
花火会場は自衛隊久居練兵場、近鉄久居駅から歩いて5分です。


 会場へ着いたのは、7時50分。たくさんの屋台が並んでいましたが、8時の打ち上げですから、もう買い物をしている時間はありません。
 メイン会場はすでに超満員…。ビニルシートを敷いて座っている人たちの間に一畳ほどの隙間を見つけ、座らせてもらいました。「起きて半畳、寝て一畳」ですから、十分です


 8時10分。バンバンバーン…とスターマインが打ち上げられて、花火の競演の始まりです。


 目の前に、ドーンと打ち上げられるのにはちょっとびっくり…。炸裂音が腹に響くのは、近場で見る花火の醍醐味です。


 赤い火花が大きく開く下で、緑や青の小さな火花がパチッパチッと弾けます。
 年々、進化しているのですね。        →


 
← 閃光がとても明るい











 
   
形の美しい花火です↑





 
 
    
新作ですね ↓
 
 

 


  バババーン…と連射が終わると、会場内からは拍手が起こります。
 眩いばかりの光、大きな炸裂音…。夜空を彩る花火は、見物人の気持ちを高揚させるのでしょうね。
 近くに居た子どもたちが、花火の爆発と一緒に、「ドーン!」とか「赤!」とか、大きな声で合唱していました。










  
  
 
    仕掛け花火に
      火が点けられました →



   フィナーレも近いようです。
 









← 下で煙を上げるのは、ナイアガラ…。


 最後のスターマインが連射され、フィナーレです。

 
 
 
 

 会場から後ろを
 振り返ると、久
 居駅前ビル(久
 居ポルタ)が聳
 えています →





 出口では、久居にこれほど人がいたのかというぐらいの混雑ぶりでしたが、そこは久居…、立ち止まることなく会場を出て、久居駅へ…。
 電車も、やってきた名古屋行き急行にすんなり乗って、30分後には家に着いていました。


 でも、「津の花火に30万人」というのは眉唾もの…。だって、津市の人口は28万ナニガシですから、津市民が赤ちゃんからおじいちゃんまで全員、家を空にしてやって来ても、まだ少し足らない。花火の日は、津の家々はもぬけの殻なんてことはないし、津市外から観光バスがやって来たという話も聞いたことがない。だから、津市の花火も、よく詰め掛けていても5万人ぐらいのものでしょう。


 帰り、駅から家まで歩いていたら、やっぱり浴衣がけの人が向こうからやってきました。津花火の帰りですね。お疲れさまでした。


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